生藤山
生藤山は、高尾山から三頭山へ続く長い尾根の真中あたりにある標高990.3mの山です。すぐ西には甲斐、武蔵、相模の国境の三国峠があり、春は桜並木、秋は紅葉、冬は富士山や丹沢、奥多摩などの展望が良い山です。コース上の最高点は1,019mの茅丸です。

キキョウ

ホームへ戻る
ページのトップへ戻る
藤野駅からバスがないのでタクシーに乗りました。鎌沢入口のバス停よりだいぶ上の登山口まで行ってくれました。
10分ほど登ると最初のベンチがありました。三国山まで2.5kmです。
気持ちの良い尾根道を辿ります。茅丸から20分ほどで連行峰に着きました。なだらかな稜線で標識には連行山と書かれていますが山頂のような感じはしません。ここからは檜原街道の柏木野への分岐になっています。
佐野川峠から20分ほど登ると甘草水休憩所です。脇道を100mほどで甘草水と表示されていたので見に行きました。平成18年に整備したそうで、「新編相模国風土記稿」を引用して、日本武尊が三国峠で兵を休ませたが水がないので、鉾で岩を穿ったところ清泉が湧き出したという伝説があるそうです。
タイトル
前ページに戻る
生籐山から30分ほどで茅丸の巻道分岐に着きました。茅丸に寄ることにして5分ほどの登りで山頂に着きました。茅丸(1,019m)は本日の最高地点です。少し展望がありますが、雲が厚くて富士山は見えません。
甘草水休憩所から15分ほど登ると軍刀利神社分岐です。井戸のバス停から軍刀利神社を経由して来る道です。
登山口から20分ほど登ると鳥居と祠があります。軍刀利神社は、元は軍神の軍荼利明王を祀り武田信玄などの武将の信仰を集めたといわれています。三国山に本社があるので参詣所の一つなのかと思われます。このあたり桜並木で桜の名所になっています。

ヤマユリ

フシグロセンノウ

2021.7.29(木)
藤野駅---(タクシー)---登山口10:00……10:36佐野川峠……10:55甘草水休憩所11:00……11:15軍刀利神社分岐……11:24三国山11:27……11:35生籐山(昼食)12:10……12:30茅丸12:35……12:53連行峰12:58……13:25山の神13:30……14:15車道出会……14:25和田バス停
連行峰から25分ほどで山の神の分岐に着きました。和田峠まで歩こうと思ったのに雷が鳴り始めたので、予定どおり和田のバス停に下ることにしました。ザックカバーを付けて下りを急ぎます。30分ほどで舗装された道に出ます。更に10分ほどで車道出合です。急いで下ったので、和田バス停まで55分ほどで着きました。途中でパラパラと降られましたが、何とか濡れずに済みました。良かった!
三国山から10分ほどで生籐山(990.3m)です。冬場には富士山が良く見えたのですが、天気も悪く展望は望めません。ここで昼食です。山頂には藤野町の標識と東京都の標識の二つがあります。今回気が付いたのですが、東京都の標識には990.6mとなっていました。(国土地理院の地図は990.3mです。)
軍刀利神社分岐から10分ほど登ると三国山山頂(960m)です。ここからは関東ふれあいの道になります。笹尾根を進めば、熊倉山〜浅間峠を経て上川乗に下ります。
祠から10分ほど登ると佐野川峠です。石楯尾神社前バス停からの道を合わせます。三国山まで1.5kmです。